ことし第381回犬山祭

江戸時代初期の寛永12（１６３５）年から続く犬山城下町最大の祭「犬山祭」が、ことし第381回を数え、４日試楽祭、５日本楽祭が行われます。犬山祭は国宝犬山城前にある針綱神社の祭礼。城下13町内すべてが、からくり人形を乗せた三層構造の車山を所有し、からくりの妙技を同神社へ奉納します。ことしは魚屋町の車山が修復中のため、12輌が犬山城前広場に集結。からくりの披露（４日）、奉納（５日）時間は、４日正午から午後３時30分ごろまで、５日が午前10時から午後３時ごろまで。魚屋町も参加します。夜は12輌の車山が365個の提灯に火をともして城下町を巡行します。ことし１月に起きた本町通りの火災現場付近では、車山が巡行する際、歩行者の通行制限が行われます。また、ことし初めて車山の現在地をスマートフォンやタブレットで確認できるシステムを導入。主要箇所にはモニターを設置して、誰でも見られるようにします。