犬山市塔野地の犬山里山学センターで、昔の民具を展示する「用と美、里山工芸民具展」が12月27日まで開催されています。展示品は同市体育館の倉庫に保管されていたもので、実際に同市内で使用されていた道具とのことです。太平洋戦争前まで、尾張地方では養蚕が盛んに行われていました。カイコの繭から絹糸を生産するための道具の展示は、繭の外側を包む綿毛を取り除く「はが取り機」。「糸繰り機」は、台にある鍋で繭をゆっくり煮て、柔らかくなった繭の表面から糸口を引き出し、上部にある糸枠(小枠)に巻き取ります。ほかにも糸をよるのに使った糸車などの養蚕の道具。田畑で着る「みの」や「田の草取り機」。脱殼機の千歯こぎ、脱穀したもみ、麦、大豆などに混入するわらくず、ごみ、未熟粒の選別や玄米中のくず米の除去にも使用された「とうみ」。わらじ作り道具やわらで作ったびくなど、懐かしい道具の展示となっています。※月曜休館。
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