江南市議会タブレット端末で ペーパーレス会議へ

江南市議会は６月の定例会からタブレット端末を導入し、ぺーパーレス会議システムの運用を始めました。タブレット端末を議員22人に貸与し、議案書や委員会資料など会議資料の文書ファイルをシステム上に登録しいつでも閲覧できるようにするもので、経費節減や会議の効率化、文書保存や管理の効率化を図ります。システム運用のため議場や委員会室などにＷｉ―Ｆｉを整備し、議場内モニターにタブレット画面を投影するプレゼンテーション機器を設置。１日にはシステム運用に向け市議会議員を対象にした講習会を開催し、タブレット端末の使い方を確認しました。準備を進めてきたＩＣＴ推進検討委員会は「市民にも分かりやすく資料提供ができ、ペーパーレスにすることで経費削減、労務も簡素化できるようになると思う」と話し、当面は紙の資料も用意しながら完全移行を目指します。29年度予算額373万６０００円（初期設定料含む）。