着物の生地でつるし雛

扶桑町柏森のコミュニティ広場「幸房くわの木」で20日から３月４日まで、「つるし雛作品展」が開催されます。同町の学習等供用施設などでパッチワークやちりめん小物などの手芸作品を作るミルキーハウスの会員約40人が作った作品で素材は全て着物のリサイクル。「捨てられてしまう着物生地に光りを与えて、よみがえらせるのが面白い」と藤吉代表。「つるし雛」は、江戸時代から続いている伊豆稲取地方の「雛のつるし飾り」が有名。子どもの無病息災、良縁を祈願して、ひな壇の両脇に垂らしたひもに細工をつるします。