犬山市の城とまちミュージアム(同市文化史料館)で特別展「城主の装い」が開催されています。(公財)犬山城白帝文庫主催、12月14日まで。尾張藩付家老の犬山城主成瀬家は従五位下に叙位され、儀式用装束は官位に応じて整えられていました。「第1章礼の装い」として公家の男子の最高の礼装、五位(束帯)を着用した際の上着「浅緋地輪無唐草文紗袍」をはじめ笏や飾り太刀、烏帽子。普段着である狩衣などを展示。また、武士として家格にふさわしい、意匠をこらした具足、馬具、陣羽織などを「第2章武の装い」として紹介。甲冑や兜、初代成瀬正成が大坂城で豊臣秀吉が行った馬揃にかぶって行進したという「唐犬頭巾」や、徳川家康から拝領した「唐人笠」など、身に着けるものから刀の柄にすえられた小さな目貫にいたるまで、細かい細工や現代の装飾品にも通じる、おしゃれで粋なデザインが施されてます。江戸時代に犬山で花開いた城主のファッションを紹介し、その美意識を探る展示となっています。
入館料100円、中学生以下無料。
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