リハーサルの様子。当日は華やかな舞台衣装にも注目
愛知県立芸術大学(長久手町岩作三ヶ峯)の学生が総力を挙げて臨む「芸術祭」が、11月3日~5日までの3日間、同大で開催されます。初日を飾るのが毎年人気の“芸祭オペラ”。出演者から、音楽演奏、衣装、大道具まで、すべて学生が手掛ける舞台に注目です。午後12時30分開演、入場無料。
芸祭オペラは音楽学部と美術学部の学生でつくるサークル「オペラ工房」が主催。第一線で活躍する指揮者や演出家を招き、毎年異なる演目に挑戦しています。
今年の演目は「Cosi fan tutte~女はみんなこんなもの~」。モーツァルト作のオペラをオリジナルの演出、日本語訳詞で上演します。
姉妹の恋人である二人の男性が、それぞれの相手の貞操を試すために、他人になりすまして口説こうと画策するというストーリー。広報担当の同大2年生は「コミカルでスタイリッシュな恋の物語を、美しい音楽とともに楽しんでください」と話しています。
芸術祭ではこのほか、学内公募展「ぱるけ」をはじめ、各専攻の展覧会、同大学の支援団体「愛芸アシスト」からOBの講演、ステージ(バンド、ダンスなど)などが繰り広げられます。