救命技能を習う 命の大切さも再確認

大口北小学校で５日、６年生92人を対象に丹羽消防署員による「救命講習会」が行われました。町内の小学校では初の取り組み。（財）救急振興財団「あなたの勇気が、命を救う」のＤＶＤ視聴学習と心臓マッサージ、ＡＥＤ使用の実技を合わせた１時間半のプログラムで、修了後には児童に「救命入門コース参加証」が発行されました。指導に当たったのは、救命救急士と消防隊員。「救急車が到着して救命士が処置する前に、居合わせた人が対処することで救える命がある。救命率を上げるためには教育が必要」と、子どもたちへの指導の重要性を話します。実技の授業では、事前学習の内容を確かめながら人体モデルで心臓マッサージ。「腕を曲げないで、胸が５㌢沈むように」「弾まないよう体重をかけて」と心臓マッサージの指導を受けた子どもたちは、「思った以上に力が必要」と、真剣な表情で取り組んでいました。